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![]() 鑑定士:泉令翠(002) 日本の金融運を見る-1 その国の運命は人が支配し、人は目には見えない運命と時間に支配される。 人がその職務を担当する際には、個人の運命分析から年の運気および職業・仕事運を鑑定し、適合性および将来の成功の可否を検討するのが運命鑑定の一般である。 運命分析を行えば、その人がその年にその職業を担当するべきか、または、ともに働く職場のパートナーや上司・部下との相性もはっきりと分かり、事前に対策も打てる。 このように運命を分析し鑑定する事前対策をしておけば、大きな失敗や人事のミスキャストなども回避できるようになる。 ここで、今回の選挙で政権交代をした民主党、鳩山内閣下における、日本の金融運を見ることにする。 金融の運命を支配するのは人間であることから、キーマンとなる者の宿星と今年の運気を割り出し、解説を加えてみる。 <主なキーパーソン> 亀井静香 金融・郵政改革担当大臣 1936年11月1日生まれ 子年うまれの火星 2009年の運気は、「油断」の年 火星の人にとって金融運は、冬の運気に位置する(令、精算) 大塚耕平 金融・郵政改革担当副大臣 1959年10月5日生まれ 亥年うまれの氷令星 2009年の運気は、「令」の年 氷令星の人にとって金融運は、夏の運気に位置する(健康、人気) <主なキーパーソンと影響力が支配しあう関係者> 白川方明 日本銀行総裁 1949年9月27日生まれ(特に影響しあう関係者) 丑年うまれの氷令星 2009年の運気は、「令」の年 氷令星の人にとって金融運は、夏の運気に位置する(健康、人気) 〜 ここから先は、主なキーパーソンとの影響力を色分けしたいので金融運についてはあえてコメントしないことにする 〜 藤井裕久 財務大臣 1932年6月24日生まれ 申年うまれの水星 2009年の運気は、「精算」の年 鳩山由紀夫 総理大臣 1947年2月11日生まれ 亥年うまれの氷令星 2009年の運気は、「令」の年 小沢一郎 幹事長 1942年5月24日生まれ 午年うまれの金星 2009年の運気は、「健康」の年 以上、各人の干支と宿星、2009年の運気などを出してみた。 筆者が彼らの運命を分析し鑑定した結果からは、残念ながら今回の民主党政権の現状では、日本の金融運を安心できない。 その理由を結論からいうことにする。 まず、日本の金融の主要なポジションにいる亀井静香氏の「子年うまれの火星」という宿星を考えれば、金融・郵政改革担当大臣という「役職」が相応しくないのは、火を見るよりも明らかだといえるだろう。 金融問題を解決し金融システムを適切に管理するのであれば、金融運がある宿星の政治家が大臣を務めるほうがよい ところが、「子年うまれの火星」の宿星をもつ金融担当大臣(亀井静香氏)には、金融とは、令・精算の冬の相性にあたるので金融運がない。 今回のケースに限らず一般に、金融運がない「火星(および冥令星」が、運命とは逆に自らの意志と願望で大臣の権限を駆使し、強引にことを進めたり、周囲の意見に耳を貸さず法案を通すような事態になれば、金融システムを毀損させ、日本だけが金融マーケットの成長の機会を逃しかねない状況を招くことも考えられる。 つまり、金融運がない宿星「火星(および冥令星)」は、責任重大なポストへはつくべきでない。 このような冬の運命を持つ宿星の者が、重要なポストに就き、万が一、自我を通し続ければ、周囲に迷惑をかけてしまう度合いも益々強くなる。 本人の意思に関わらず、冬の運気に位置する「背信」「令」「精算」を持つ相性のものは、関係者など周囲との軋轢(あつれき)が出来てしまう場合が多い。 ただし、ボスの宿星にとっては金融が冬の運気で使えないものでも、たとえば金融運との相性がよい宿星の部下が上手くサポートすることができれば、最悪の事態を回避することが可能だし、場合によっては、なんとか良好に運営できることもある。 |
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