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2014年1月6日
鑑定士:碧令翠(027)

2014年の予想「東洋の奇跡…日本の高度成長と原発」

2014年の予測


≪東洋の奇跡…日本の高度成長と原発≫

1954年6月(昭和29年・甲午)ソ連邦で世界初の原子力発電所が生まれ、我が国では、若かりし 元首相中曽根康弘氏(1918・戊午)が原子力平和利用調査費2億3500万円を衆議院で通し、当時の読売新聞の社主 正力松太郎は「原子力による産業革命」…を公約に(1955年・未)衆議院に初当選を果たし、翌年科学技術長官になり後には「原子力の父」と呼ばれた。
(1956年・申)IAEA(国際原子力機関)への加入を果たし、その後(1957年・酉)日本初の原子炉の初臨界成功〜(1966年・丙午)商用原子力発電所(東海発電所)が建設された。


<甲午から甲午の60年 時代は成長から崩壊 春から晩夏へ>

1954年3・1 第五福竜丸事件の一報よりわずかに、早く 法案成立が成されこの事故にヒントを得た映画「ゴジラ」がこの年に誕生した。
高度成長を支えた「原子力発電」…は日本経済の成長神話 終焉と共に「再稼働」か否か?問われている。
その成り立ちは、午の年に始まり〜午の手により、「安全or経済」?「再稼働or廃止」?…を問われていると言ってもよいのである。


<世界一の原子力大国の今後>

世界は経済成長の頂をすでに越えておりその先鋒の米国はこの一年で4ヶ所5基の発電所の閉鎖をした。
シェール革命の恩恵で米は09年のロシアを抜いて、天然ガス生産で 世界一になり、2020年頃には石油生産でもサウジを抜き世界一になると言われている。
オイルショック以降 念願のエネルギー時給100%実現を予定されている。
エネルギーを制する者が世界の覇者であれば、来たる食糧難時代にエネルギーを獲得できた国に世界は依存するのか?


<技術大国日本の新たなチャレンジ>

新時代の農業革命を国内外で!
植物工場の技術やノウハウをまとめ、「エンジニアリング事業」として世界の現地企業に提供
「日本産食品の海外版地産地消計画」…シャープ・パナソニック〜豊田が農業をする時代!?


<世界情勢と自然界>

ヨーロッパでは、移民の締め出しによる治安の悪化や暴動が多発し、中東 ロシア 中国などでは、長年の不平等から自爆的なテロや高官を狙った誘拐や、暗殺で世界のリーダーの怯える年となる。
ソチ(ロシア)オリンピックは開催されても、参加国の激減で寂しいものとなり、自然界では、水の災害が落ち着くが 一方で、極度の乾燥で穀物野菜の収穫は世界的に打撃を受ける。
地方都市部では大型ショッピングモールなどで、大火災又休眠中の火山の噴火など、火の浄化と共に、世界の原子力発電の方向性が決まる年となる。

 
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