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2016年2月23日
鑑定士:碧令翠(042)

力の時代再び……PART 2 パワーポリティクスの昨今

<米国の 新権力者に観る 病める大国の真実>

オバマ大統領の無策による7年間は、米国民の失望と共に世界に新たな混乱を生む事となりました。又 グローバル化と言う「新自由主義」は米国ばかりか世界秩序の破壊とさらなる格差を拡大しました。……米国の経済状況を見てみれば、所得上位の1%が富の半分を占め中間層は下位へ脱落し人口の約15%=5000万人近い人々は、毎月フードスタンプ(無料食券)の配布を受けているのです。予想に反して、クリントン女史の支持率は伸び悩みその原因は、ひとえに現政権オバマ氏の失政に、党首はおろか国務長官経験者の女史さえ未だ気づく事が出来ていないと言わざるを得ません。ここにも国中枢と国民の「格差」…は露呈されています。


<極右も極左も…「異曲同工」>

共和党=トランプ氏 (極右タイプ) 戌・水星人………民主党=サンダース氏 (極左タイプ) 巳・氷令星人…真逆の候補の人気が落ちないのは、共に現状に不満があり、現権力者の欺瞞と偽善に強い怒りを込め極端な候補に、そのエネルギーをぶつけているのではないでしょうか?「大運 未」の時代…物事の果実の実りが見え始めたこの年、人々は言葉巧みに その座についた権力者を退け生身の人間の「本音」に耳を傾け始めたのです。



 
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