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2014年3月12日
鑑定士:菜未路令翠(028)

〜春の訪れ〜

記録的な大雪に見舞われた日本列島も、3月に入りようやく梅の開花の便りが聞こえてきました。

♪もうすぐ春ですねぇ〜♪と鼻唄を歌う方は昭和の生まれかと存じます。

季節が春を迎えるとともに、運気も春を迎える月星の皆様。
この3年間は我慢の連続で大変だったことでしょう。
ようやく雪が溶けて川になって、いやな事は流れていく季節が来ましたよ。

猛烈に春を満喫したい思いでいっぱいのところ恐縮でございますが、ちょっとお待ちください。
残念ながら、足元はまだぬかるみ状態なのです。

ご存じのとおり、令翠学は六令星をさらに12宿星に分類して鑑定しています。

月令星は、月星と魚令星が二つでひとつのセットです。
令星のセットの宿星は、いわば右足と左足のようなものです。

2014年、月星は春の開拓年となりますが、セットの片割れの魚令星はまだ精算年です。

冬の小部屋から月星の右足が抜け出しても、左足の魚令星が抜けていなければ春といえどもまだ冷え込む要素があるということです。

運命の雪は溶けだしていますが、まだ万全ではありません。完全な春ではないのです。
ですから、スタートダッシュを急がず、慎重に春の開拓年を過ごしてください。

そして、来年に春を迎える魚令星の皆様は、来年の春にはてきぱきと動き出せるよう水面下で準備を進めてください。

同じ春の過ごし方でも、各宿星によって微妙な違いがあるのが運命の深みであり、令翠学の魅力ではないかと思っております。


菜未路令翠


 
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