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2013年10月1日
鑑定士:碧令翠(025)

中国分析シリーズ No.3

<中国人の民族大移動!!>

華僑 華人…中国人の移民の歴史
中国・台湾・香港・マカオ…を除く
世界の中国人⇒約4.500万人


<第一次移民ブーム>
16世紀頃 東南沿岸部の漁民と商人の移動に始まり、18世紀中頃〜18世紀後半より常に東南アジアや一部は北米へ
※阿片戦争の失敗で大清帝国政府の門戸開放策をきっかけに、当時の米国カリフォルニア金鉱開発・横断鉄道建設に……(中国社会の貧困層)

☆1890年米国在住の日本人⇒2039人 中国人⇒10万人


<第二次移民ブーム>
20世紀初め〜中頃に第一次世界大戦・第二次世界大戦・国内戦争を背景に中国近代史上最も激動の時期は中国のインフラ壊滅を迎え
※500万人〜1700万人北米へ


<第三次移民ブーム>
親族合流(70年代)留学・技術移民(80年代)2007年以降投資移民
※華僑⇒中国籍を持つ華人⇒国籍離脱

より良い暮らしの為先進国へ投資移民となり、日本に住む外国人(200万人)中に中国・台湾人→約67万人である。
……そして「第四次移民ブーム」はこれから中国経済の崩壊と共にはじまる。


<中国の土地バブルの終焉>
個人所有の認められない国に置いての土地神話とは?
……存在しない物に投資という名目で価値が付いている事実は、まさに大運未時代の典型的な事象である。
都市部の土地の投資は企業や個人投資家の手によってなされるが、地方においての投資は潜在的中国経済の崩壊の最も暗部であろう。
財政不足を農地の売買で補う地方政府は安価で買上げ、開発業者へ高値で売って、差益を得る「土地財政」の構図は特権階級の不正と不平等を産み、暴動はモグラ叩き状態である。


<令翠学で近未来を分析すれば!!>
我々は1991年(大運 巳・年運 未)にソビエト連邦の崩壊を経験したわけであるが、2015年(大運 未・年運 未)に中国の崩壊を予測しないことは、逆に不自然な状況である。
未の象徴は革命であり、分裂…来年は世界の秘密が大暴露の年であるが、中でも中国の経済の崩壊が世界に及ぼす影響は、想像を超えるであろう。
ソビエト連邦崩壊後、国は縮小しその後の復興は、いち早くEUに資産を移した一部の権力者の手によってなされた。
午の方位に属する中国は「現金」の民族であり「足」の民族である、世界の華(夏)……大きな転換の時間がきたのである。
中原(ちゅうげん)思想の究極に立ち戻れば、今より縮小しても豊かで新時代の世界の中心に復活をするとすれば、世界に流れた移民の力の結集は必須であろう。
過去・現在・未来永劫の隣人として、この時代を見据えることになる。


 
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