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2013年7月17日
鑑定士:菜未路令翠(025)

〜ヘラクレスと牛おい〜

ヘラクレスと牛おい(丑ではなく牛です)

イソップ童話にヘラクレスと牛おいというお話があります。

〜ある日、牛おいの荷車がでこぼこ道の深い溝に
ハマってしまいました。
牛がいくら頑張ってもびくともしません。
困った牛おいはヘラクレスという神様にお祈りしました。
「ヘラクレス様、牛がいくら引っ張っても荷車が動きません!
助けてください!」
それを、聞いたヘラクレスは牛おいの前に姿を現すと、
こう言いました。

「おまえは、牛が引っ張るのを見ているだけではないか!
おまえにも、何か出来ることがあるのではないか?
牛と一緒になって引っ張ったり、押してみたり何もしないで、
ただただ祈っているだけのおまえを私は助けようとは思わない」

ヘラクレスは姿を消してしまいました。〜

どんなに運気が悪くても、どんなに運気が良くても自分で
頑張ることを忘れてはいけないということなのですね。

人生の羅針盤となる令翠学も人気年だからといって、
努力なくして願望が叶うわけではないのです。

もちろん、運命は周期図とおり運んでいるので、
頑張りどころと休みどころの見極めは大切ですが、
願望を達成するためには、自分で行動してくださいね。

「果報は寝て待て」は、冬季の3年だけにあてはまることわざです。

 
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