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2012年2月3日
鑑定士:菜未路令翠(019)

〜節分〜

心のよりどころがあるというだけで、
人は勇気を持って生きていけると思います。

家族、恋人、友人、仕事など、生きがいといえる存在があれば、
力が湧いてきますよね。

私ごとでございますが、子供を育てている間は無我夢中で、
子供のペースで生活することが当たり前のようになっていました。

今思えば、子供のために働く事が、心のよりどころだったのだと
思います。

子供たちが成人し、結婚して家を出た時、
心のよりどころをなくしてしまい、不覚にも
「空の巣症候群」のように、
腑抜けになってしまいました。

「お母さん、今日の晩御飯なに?」って聞かれる事は
幸せだったのだと、今も思います。

子供達も今は、家庭を持って、かつて私がそうだったように
無我夢中で子育てをしています。

残された私は、令翠学のおかげで、
大きな悩みを抱えることなく暮らしています。

ただ、新たな「生きがい」という命をかけられる存在は
現れていません。

他に心酔出来るものが現れるのだろうか…
と、ぼんやり考えていて浮かんだ言葉が
「鰯の頭も信心から」でした。

あかん…しょうもないもんに心ひかれるくらいなら、
子供と令翠学を生きがいに生きよう!
決心をして豆まきをした節分でした。


 
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