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![]() 鑑定士:菜未路令翠(019) 〜節分〜 心のよりどころがあるというだけで、 人は勇気を持って生きていけると思います。 家族、恋人、友人、仕事など、生きがいといえる存在があれば、 力が湧いてきますよね。 私ごとでございますが、子供を育てている間は無我夢中で、 子供のペースで生活することが当たり前のようになっていました。 今思えば、子供のために働く事が、心のよりどころだったのだと 思います。 子供たちが成人し、結婚して家を出た時、 心のよりどころをなくしてしまい、不覚にも 「空の巣症候群」のように、 腑抜けになってしまいました。 「お母さん、今日の晩御飯なに?」って聞かれる事は 幸せだったのだと、今も思います。 子供達も今は、家庭を持って、かつて私がそうだったように 無我夢中で子育てをしています。 残された私は、令翠学のおかげで、 大きな悩みを抱えることなく暮らしています。 ただ、新たな「生きがい」という命をかけられる存在は 現れていません。 他に心酔出来るものが現れるのだろうか… と、ぼんやり考えていて浮かんだ言葉が 「鰯の頭も信心から」でした。 あかん…しょうもないもんに心ひかれるくらいなら、 子供と令翠学を生きがいに生きよう! 決心をして豆まきをした節分でした。 |
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