< 前へ 次へ >
先頭へ
 

2019年11月27日
鑑定士:碧令翠(057)

時代を観る「米中冷戦」の今後は

時代を観る「米中冷戦」の今後は・・・

<歴史は繰り返す>…令翠学で分析してみると…1989〜1990〜1991

「1989年6月4日」…大運巳(健康)・年運巳(健康)「天安門事件」

未の大運下の亥年(2019年)の亥の月(11月)を分析する上で、重要な年を振り返ってみましょう。それは1989年(大運巳の巳の年)です。この年に日本は、昭和から平成に御代がわり…消費税3%の初導入…そして世界の歴史が大きく変わった年でした。ソ連のアフガニスタン撤退を皮切りにハンガリー・ポーランド東欧諸国の革命〜ついには11月10日、ベルリンの壁が崩壊して、東欧社会が独立に向けて舵を切りました。日本の国内ではあまり話題になりませんでしたが、同時にソ連の弱体化により、中央アジア…トルキスタン・タジキスタン・カザフスタンなどの国々も独立しました。中でも大事件は、北京で6月4日天安門事件がおきた事でしょう。ちなみに現在でも1989や64は中国のネットでは、検閲対象の数字です。日本に於いても、この事件に一定の配慮がされている事は周知の事実であり、粛清された人数さえ、封印されています。本国の一般の人々の間では「語ってはいけない」歴史の闇なのです。

「1990年」…「午-人気」…東西冷戦終結
6月にソ連のゴルバチョフが、全ての核兵器を廃棄し長い冷戦は終結し、10月には東ドイツが西ドイツに編入される形で統一しました。

「1991年」…「未-油断」…ロシア連邦崩壊
1月多国籍軍による空爆開始により、湾岸戦争勃発、9月バルト三国独立…12月ソビエト連邦崩壊…日本では後にバブル崩壊(平成不況)の長い停滞期への入り口でした。

「2019年11月…2020〜2021年」…背信・令・精算

2019年…奇しくも、平成から令和の御代がわり…11月14日(卯の日大嘗祭)を迎える事になりました。消費税初導入の1989年から30年…10%は長き不況の究極の姿を露呈しています。そして隣国中国の世界包囲網は、米・英を中心とした中国民主化への序章であり、単なる経済戦争ではありません。1989年の天安門革命は、30年の経過で香港からの民主化運動へと繋がっていたのです。西側諸国は米国と既に連携し、中国の民主化に向け、香港・台湾の水面下の支援を拡大しています。日本は、30年前のバブル崩壊前夜(絶好調)から新たな世界を巻き込む大変動へ、再び 望まなくても巻き込まれており 既に舵は切られたのです。…オリンピックを、浮かれている暇は無さそうです。巳の大運で起きた3年間の出来事は、未の大運の亥の年の亥の月に大きく、新たな時代の転換期に突入した様です。2020〜2021年我々は歴史に残る変革を観るのです。




 
< 前へ 次へ >
先頭へ