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2009年12月24日
鑑定士:菜木令翠(003)

♪♪クリスマス♪♪

こんにちは菜木令翠です。

皆さんクリスマスにはどんな思い出がありますか?
私の思い出は、母の親友が米軍基地の中の美術担当の仕事をしていましたから、その女性の影響でアメリカ式のクリスマスは凄く盛大だった記憶があります。
ご招待されたクリスマスパーティーは、当時は日本では珍しい大きいツリーを真ん中に飾り付け、料理は本物のターキー(七面鳥)で、ケーキも大きく、小さな私は目を見張る思いがしました。
そんな昔の記憶を辿る中、ふとサンタさんは何の宿星かな?と考えてしまいました。
サンタは、日本で言うところのネズミ小僧かも知れない?

なら、あの宿星かな?とか。

想像しながら、色々思いを馳せ今年のクリスマスはどんな感じにしようか?考えました。
クリスマスの楽しみはプレゼントですよね!!
勿論、頂くのが一番嬉しいですが、逆にあげる場合にも何をあげたら喜んでくれるだろうか?とか、ラッピングにはその人の宿星のラッキーカラーを選んでとか、あげるまでの、その人への思いとその人が喜んで下さる笑顔を考え想像する時が、もしかしたら一番楽しい時かも知れません。

決して高価な物でなくても、あげた方の気持ちが受け取った方に伝わって喜んでもらえたら、最高ですね。
ところで写真のサンタさんは、我が家で十年近く続けています『和小物教室』の先生と私の作品です。
私は『そうそう早し』いい加減な性格なもので、先生の作品と比べたら全く恥ずかしいの一言ですが、写真なら多分細かい技術は分からないはず・・と、お見せ致します。

先生は大正二桁初め生まれの海令星ですが、万年78歳で年齢が止まっています。

地下足袋に刺繍やビーズをあしらった格好で、背筋を伸ばして海令星の地道さと粘り強さで10年間一度も休みなく我が家に通って下さいます。
今時の若い子の流行りのお団子を頭に乗せた粋なお姿で!!
そして私が作品作りは本当に不器用で・・と申しますと『いいの、いいの。貴女は最初はどんなものができあがるか少し心配するけど、最後は何だか形になってるんだから平気平気!』と。

でも、よく見たら全く出来上がりは違います。

やはり先生は、裁縫が「開拓」「生長」の春季。
針が「経済」「充実」の秋季。

コツコツ楽しむ手作りが最高にリラックスと言われた事が頷けます。

『ねえ、私は来年からタイガーウッズと一緒で冬の運命よね・・』

運歴帳片手に先生がおっしゃいまして、私は何にも言わずお顔を見ていましたら
『そうね大丈夫大丈夫!春に沢山種まきしたし、運気がいいみんなのスキーの板に乗っていれば何にも心配ないのよね。まだまだ私は元気だから、今のままで冬の時期を乗り切りますよ!』

ああ、先生がいつも綺麗で溌剌としているのは、こんな明るくて、いつもいつも笑顔で嬉しい楽しい感謝感謝!の精神があるからですね!!

私も負けずにファイト!ファイト!
今年のサンタさんは皆さんに、どんな贈り物を下さるかしら?
素敵なクリスマスをお過ごし下さいませ・・。

では、メリークリスマス!!

 
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